ファームダイレクト通信 第4号(2010.3.6)


2010年になり、2通目のファームダイレクト通信です。
第1弾の立石農園CSAも無事に終了しました!!
参加していただいた皆様、ありがとうございます。最終週は、参加者の皆様からもうれしいお言葉をたくさんいただいて、本当に感謝しています。期間中を通して、何よりもうれしかったのは、参加者の皆様が毎週ニコニコして畑に野菜を取りにこられた事です。
参加者の皆様以外にも、青森県陸奥市の職員や青森大学の教授の方々が視察に来られたり、興味のある生産者グループの方が話を聞きに来たりと、たくさんの方と出会えたことも大きな収穫でした。
ただ、実際に大規模の短期CSAを行ってみて、これから改善しなければならない事や気をつけなければならない事が、本当によくわかりました。参加者の皆様や立石農園様からは、予想していた以上にいろいろな事を学ばさせていただけたと思っています。
生産者の皆様にもそれぞれの環境やスタンスがあります。参加者の皆様も様々なライフスタイルがあります。その地域や生産者に適した、みんなが幸せになり、自然に取り組むことのできるCSAを提案・構築していく事が僕達の役割だなぁと痛感しました。

立石農園CSAにご参加いただいた皆様には、期間終了後、アンケートにご協力いただき、貴重なご意見をたくさんいただいたので、特に日本版CSAを構築する上で参考になるものの一部を紹介したいと思います。

Q:CSAの一番のメリットは?という質問に対して、
・65%の方が「新鮮・安心」
・21%の方が、「生産者や生産現場がわかり、生産者と直接対話できること」
・8%の方が「自分で選んで収穫できたこと」
  という結果でした。

「新鮮」という声がこんなにあるとは正直思いませんでした。参加いただいた多くの皆様が、日頃食べていた野菜(スーパーではなく、直売所で購入した野菜)と比べても、格段に鮮度が違うことに驚いておられました。直売所に出品している生産者でも、収穫してしばらく保管しておいてから、直売所に持っていく方も中にはおられます。実際に、いつ収穫したかというのを管理するのは本当に難しいです。立石農園CSAに参加した皆様にとって、今回のCSAでシェアされた野菜は、今まで経験したことのない鮮度の野菜だったんだと思います。
そういう皆様の声を聞いてから、ふと思っていたんですが、小売や流通の現場では、「朝採り」という言葉が流行っています。でも、実際にその日の朝採りの野菜であることは、今の流通や生産者の作業を考えると少々無理があります。
農協→一次卸→二次卸→小売業という流通経路であるスーパー等は、鮮度のいい野菜が棚に並ぶはずがありません。その鮮度をごまかす為に、冷蔵陳列で冷やすので、より長く日にちが経過しても、見た目はなんとか販売できてしまいます。
流通の世界でも、「朝採り」とか「新鮮」とかいう言葉の定義をもう少し整理して、「収穫後○○日」みたいな表記を徹底したら、面白いのになぁと感じました。実際は弊害しか出ないので、取り組むところはないと思いますが・・・
生産者から消費者への直接流通が増えて、消費者が本当に「朝採り」の野菜に触れる機会が増えてくれば、少しづつ変わってくるかもしれませんね。
立石農園CSAでは、畑に引き取りにこられた方に自分のシェア分の野菜を収穫してもらった週がありました。スーパーの棚から野菜を選ぶように、畑から野菜を選んで、収穫して持って帰るという経験は、子供達にとってもすごく良い体験になったという声が多かったです。こういうイベント的な事は、これからもCSAをやっていく上では非常に大切な事なんだなと思います。

Q:CSAのデメリットは?という質問も設けました。
・34%の方が、「野菜の種類が選べない」
・21%の方が、「毎週、畑に引き取りに行かなければならない」
・17%の方が、「量が多い」
  という結果でした。

34%の方の「野菜の種類が選べない」という声は、事前に同じものを購入しないように、野菜の種類の告知や情報発信をしていましたが、何が配布されるかわからないという意味ではなく、あまり好きでない野菜も配布されてしまうという意味での「野菜の種類が選べない」という声が多くなりました。これに関しては、本当に難しいです。CSAという特性上、止むを得ない面もあるのですが、例えば、根菜類は2種類くらい用意して、どちらか選べるみたいな感じのCSAも将来的にはありかなと思っています。
毎週、畑に引き取りに行かなければならないという答えの方の中には、隔週にしてほしいという声も多くありました。これに関しては、申込のタイプとして全6週であれば、全6週・偶数週(3回)・奇数週(3回)の3タイプを設けて、対応できるかなと思っています。
CSAが認知されて、拡まる為には、このような参加者の声を集めて、どんどん良いCSAの成功事例を作り上げていく地道な努力が欠かせません。
生産者・参加者・地域社会のみんなが幸せになれるCSAを目指して、これからもがんばります。今回の立石農園CSAにご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今後ともファームダイレクトを何卒、よろしくお願い致します。

(text by 谷野一朗)
CSAについてもっと深く知る


畑の簡単レシピ「りんごのぬか漬」

おうちにぬか床があれば、是非試してみてください!!
「生きることは、食べること。」の普遍的なメッセージを込めた小説「食堂 かたつむり」でもこのりんごのぬか漬が出てきています。
ごはんには合わないですが、食後のデザートや前菜にはすごく良く合います。
@りんご・・・ヘタを落として、皮を剥かずに、半分に切る
A半分に切ったりんごをぬか床にいれる。
B2日程ねかせる。
すごく簡単なんですが、おうちにぬか床がないとできません。

ぬか床はあると本当に便利です。食べきれない野菜や果物はもちろん、ゆで卵なんかもぬか床に漬けると意外と美味しいです。
この機会にぬか床に挑戦してみてはいかがですか!!


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